写真提供・月刊アレコレ

KOTARO NAKANO

中野光太郎 1966年 群馬県桐生市出身

群馬県立桐生高校卒 早稲田大学第二文学部中退

早稲田大学演劇研究会会員(1986~1991)

27歳より群馬県桐生市にある家業を継ぐ形で着物業界へ。30歳のときに大病をしたことを契機に創作活動を始める。以降10数年間、オリジナルデザインを中心に桐生織のきものを催事販売する。2006年に東京目白にカフェのある着物店「花想容」をオープン。2009年以降は、催事活動は控えつつ、創作活動と店舗運営に従事する。日本橋で毎年秋に開催されている「きものサローネ」の1~3回目に実行委員として参加。その後、「わーと日本橋」を経て「東京キモノショー」を主催。東京キモノショーは社団法人きものの未来協議会を基盤に、東京キモノショー実行委員会により運営されている。第一回目の「わーと日本橋」より「東京キモノショー」の実行委員長をつとめている。

2006年から12年間にわたって運営してきた、目白のショップ花想容を、2018年の11月末をもって解散。2019年より事務所を文京区本郷に移転して、絞り染め教室の運営と、悉皆の相談を中心に業務を行っている。

現在は「中野絞(なかのしぼり)」と呼ばれる、主に絞りで染められた、オリジナルの着物や帯を作り、首都圏を中心にきもの専門店を通じて販売している。本郷の花想容では表千家の茶道教室が行われており、茶室を中心とした、目白とは違った形のサロンを模索中。