東京キモノショー2019での「ひかりの茶会」において、「ひかりの茶室」を製作しました。東京キモノショーのテーマが竹取物語ということでしたので、竹の茶室に見えるように作ったつもりですが、材料は竹ではなくダンボールです。ダンボールを緑色に塗り、竹に見立てるというアート作品になっています。
2019年5月2日~6日
日本橋三井ホール
当初、紙のダンボールではなく、プラスチックダンボールでの製作を進めておりましたが、使用済みダンボールを用いたことで材料のコストを節約できました。段ボールの折れ目が竹の節目に見えることもあり、重ね塗りで竹の質感をつくりました。1400本ほどを吊り、直径5メーターの野点空間が完成しました。
竹の茶室の中では、5日間にわたって、茶室・星霜軒による「ひかりの茶会」が行われました。5日間で600名の方が茶席に入り、竹林に囲まれるひとときを楽しみました。